みなさん蝋引きの紙ってご存知ですか?
独特の透け具合に手触り…
ちぃこもべにこも勿論ですが、
紙がーるさん達なら誰もが大好物なんじゃないでしょうか!?
その名の通り、蝋を塗った紙の事ですが、
いろんな名前の呼ばれ方をしているみたいですね。
パラフィン紙、蝋引き、ろう引き、ロー引き、ワックスペーパーなどなど…。
風合いが似ている紙に、グラシン紙と呼ばれるものがありますがこれは別物!
グラシン紙は、紙を作る段階で、独特の製法をつかって
透明性の高い紙に仕上げる紙です。
ロー引き(ここは私のいつもの呼び方で失礼!)は、
あくまでできあがった紙に後加工をしているもの。
ということは…
作れるんです!ロー引きの紙!
という事で前置きが長くなりましたが、
今回のかみあそびはロー引き紙をつくってみよー★です!
*あくまで個人でできる範囲でのかみあそびですので、
一般に販売されているものと同様の機能性等は保証できませんのであしからず。
個人嗜好品です。
必要なものは、蝋燭、加工したい紙、クッキングペーパー、そしてアイロン!
蝋燭は色つきでも何でも良いみたいです。
私は100均で仕入れてまいりました。
加工する紙もこれまた何でも良いみたい?
ようは蝋燭が染み込めば、ロー引きになるわけです。
ただ、カレンダーとかポストカード位の厚い紙でやってみたところ、
あまりロー引きの風合いは出ませんでした…
@まずは蝋燭を小さく粉々にします。
私が仕入れた蝋燭は、かなり小さく細く短いものだったので、
この段階で心が折れそうになりました…。
不器用は罪です。
アイロンの熱ですぐ溶けるように、なるべく細かくした方が良いかと。
芯は取り除いておきます。
A加工したい紙よりちょっと大きめのクッキングペーパーを用意します。
そこに、@で粉々にした蝋燭を挟み、
上からアイロンでおさえ溶かします。
熱は中位でやりました。
B蝋燭が溶けたら、クッキングペーパーに加工したい紙を挟んで、
アイロンで紙全体に蝋が染み込むようにプレス!
はい。できあがり!
かんたーん!○△○!
私でも出来たので、これはほんとに誰でもできると思います!
ぜひぜひお試しくださいね!
そして何か作られた際には、是非教えてくださーい!
…としめたところで裏話。
その@
蝋燭を粉々にする手間を惜しむな!手順Aで溶かすときはまんべんなく広げろ!
そう。
わたしは、こんなもんでいっかーと、ちょっと大きめなカケラも残してしまったんです。
そして、手順Aで蝋燭を溶かすとき、
クッキングペーパーにあまりに不均等に広げたわけです。
その結果…
蝋がうまく引けたところとそうでないところができたり、
蝋燭のおっきなかたまりがついてたり…○△○
…失敗は成功のもとですから!
皆さんはこういう事をしなきゃいいわけですから!
ほんと、自分の不器用さと大雑把さに呆れてしまいましたu△;
そのA
クッキングペーパーの代わりにトレーシングペーパーも使える!
これは失敗ではなくて。
たまたまうちに大量のトレーシングペーパーがありまして。
これで蝋燭を挟んでも、ちゃんとロー引きできましたww、というご報告でした。
さて。このお手製ロー引きの紙たち。
何につかおうかなぁ…。
包んだり、折ったり、切ったり、貼ったり。
+αすることで使い道が広がる気が致します。
という事で本日のかみあそびはここまで。
皆さんのかみあそび、是非教えてくださいね!
→kamihiroba@yoshikawa.co.jp
ちぃこ○△○**