2010年12月22日

かみあそびvol.1〜加熱型押し&箔押しB〜

おはようございます!ちぃこです○△○*

加熱型押し&箔押し第3弾!
実際の工程などをご紹介していきます。

今回使用したのは、腐食版。
その名の通り、金属版を薬品(腐食液)によって腐食させ、
凸凹をつくる版の事です。
使う紙の厚さが厚い場合や、図柄によっては彫刻版を使用する方が良い場合もあるとのこと。
使う紙やデザインによって要相談という感じでしょうか。
han.jpg

そしてそして、じゃーんっ!
加熱型押しも箔押しも加工できる機械がこちら。
箔押しをする際は、赤色の枠で囲っている部分にフィルムを巻きつけて使用します。
kikai.jpg
1枚ずつ紙を載せ、足でペダルを踏む。
いち。に。
規則正しいタイミングで版がさがる。あがる。
あっという間に加工が終わり完成。


丁寧にかつ素早く、どんどん作業は進んでいきます。
一見単純作業のように見えますが、肝心なのは準備段階。
実際に加工をする前に、入念な調整が行われています。
紙に対して圧力が均等にかかるように、
薄い紙を切って少しずつ貼り重ねていきます。
それも、紙の種類や厚さ、図柄のデザイン等に合わせて
その都度行うので、本当に大変な作業です。
chosei.jpg

紙もイキモノ、機械もイキモノ、そして人の手が加わる作業には
いつだって同じ状態の時はありません。
"人の力"を目の当たりにした瞬間でした。
高橋さん、青木師匠、コスモテックの皆様方、本当に有難うございました!!

Cにつづく。

ちぃこ。


posted by kamihiroba at 10:51| かみあそび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする