2016年12月29日

2016年、ありがとうございました!

本日で弊社の営業は終了させていただきました。
今年1年お世話になったみなさま、本当にありがとうございました!!!


来年はどんな1年になるでしょう…
できるだけみなさんに、より一層紙を楽しんでもらえるような
企画や試みを形にできれば!!と思っております。

来年もみなさんの毎日で”紙”が少しでも楽しさやしあわせを届ける
よりよいものになりますよう!

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毎年恒例・我が部署のオリジナル年賀、
(毎年何かしらのパロディで作成しています。笑)
今年は活版印刷で1枚1枚刷りました!
今年は何パロなのか…こうご期待!!
(むちゃくちゃかわいいですよー!)
年賀写真.JPG
posted by kamihiroba at 20:27| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月26日

江戸の価値観を伝える

満津金.JPG



東京都中央区京橋という土地に満津金というお店が11/16にオープンしたのをご存知でしょうか。

こちらは印刷会社を営んでいらっしゃる細田社長が考案されたお店です。

お店に並ぶ商品は御朱印帳や一筆箋、手ぬぐい、錦絵など京橋という土地に縁がある品ばかり。
それらはどれも想いが詰まったこだわりの仕上りです。

「SNSのネットを通じたやり取りが盛んになり、もちろんそれは一つの形として良いけれど、情報が溢れて混ざって洗濯機の中にいるように感じてしまう」
細田社長はそう仰っていました。

そんな中、江戸由来の町である銀座・京橋の土地で商売をするのであれば、文化に感謝をして、伝統を継承していきたい。

「ここにある印刷物は"刷りもの"ではなく"摺りもの"と呼ばせてもらっているんだ」

商品は大量生産ができないものが多く、1枚1枚丁寧に、まるで木版画をバレンで摺って印刷するような雰囲気があります。

どこかタイムスリップしているような気にさせるお店、満津金。
ぜひお店に立ち寄り、一つ一つ想いの込められた製品を手に取ってみてください。

お話を伺いお店を後にした帰り道、
「ああ、江戸時代に生きていた人もこの道を歩いていたんだなぁ…」
つい、そんなことを考えてしまいます。

コンクリートの街に枯葉舞う、とある冬の日暮れでした。


満津金外観.JPG


(そして皮肉にも情報の洗濯機に投稿しているちゃきこです)
posted by kamihiroba at 11:31| かみあそび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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